(2012. 12. 7 掲載)
Chemical Society Located in Taipei 創立80周年記念式典 |
Chemical Society Located in Taipeiは1932年に中国・南京で発足、今年で80周年を迎えた。12月1〜2日に行われた年会を記念年会として開催、1日9時から記念式典が挙行された。
Chien-Hong Cheng会長の挨拶があり、これに対して各国化学会会長が祝辞を贈った。日本化学会からは玉尾会長が祝辞を述べ、記念品を贈呈した。この後、Tien-Yau Luh国立台湾大学教授、根岸英一米国パデュー大学特別教授が講演した。
また同日午後にはDuckhwan Lee韓国化学会会長を座長に各国化学会代表の講演が行われ、Raymond Wai-Yeung Wong香港化学会会長、Ling-Kang Liu Chemical Society Located in Taipei事務局長、Andy Horシンガポール化学会会長、玉尾皓平日本化学会会長がそれぞれ講演した。
玉尾会長は、日本と台湾の化学の関係について、野副鉄男先生が1937-1948年台北帝国大学の教授を務め、台湾での研究でヒノキチオールの単離などの業績をあげたこと、李遠哲先生を日本化学会名誉会員に推戴したこと(アジアから一人)を紹介し、若い世代によるあらたな関係強化への期待を訴えた。
公益社団法人 日本化学会 〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5 Tel: 03-3292-6161 Fax: 03-3292-6318 |
「日本化学会」に戻る
|