(2010. 10. 25 掲載)

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2010 年ノーベル化学賞を記念するアーカイブの開設
〜鈴木章北海道大学名誉教授、根岸英一パデュー大学教授の業績の一端を紹介〜


平成22 年10 月15 日

報道関係者各位

社団法人日本化学会事務局

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別なるご高配を賜り、厚く御 礼申し上げます。
 さて、社団法人日本化学会(会長:岩澤康裕)は本会のHP において鈴木章北海道大学名誉教 授、根岸英一パデュー大学教授の業績を紹介するアーカイブを開設致しました。
 ご存じの通り、両教授は去る10 月6 日、「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリ ング反応」の創出に大きく貢献した理由によりRichard F. Heck デラウェア大学名誉教授ととも にノーベル化学賞を受賞されており、クロスカップリング反応の話題が連日の報道で見られるな ど、今回の受賞結果は世界中から注目を浴びています。
 日本人によるノーベル化学賞受賞は1981 年の福井謙一先生に始まり今回で合計7名。既に日 本化学会の会員として活動頂いている鈴木・根岸両先生の受賞は、3 万人を超える本会会員にと っても極めて名誉なことであり、これを記念して掲載した本会HP 上のアーカイブをご覧いただ き、会員以外の方にもお二人の業績に触れる機会となるよう、報道機関の皆様にご協力をいただ きたく、ご案内申し上げます。

敬具



社団法人日本化学会ホームページ アーカイブ
  1. 両受賞者の研究論文は本年(2010 年)末まで無料でアクセス頂けます。1959 年に始まる在 学中からの貴重な投稿論文も含んだこれら業績集を上記HP に掲載のアーカイブで是非ご覧 下さい。
  2. 後日本化学会では、お二人の受賞を祝した行事を行っていく予定です。決まり次第、都度 本会HP、会員へのメールマガジン、メディアへの広報等を通じて公表してまいります。
  3. 化学に関心を抱く皆様におかれましては、日本化学会への入会をお勧めしております。本年 の国際化学オリンピック日本大会(7 月開催)から、来年のいわゆる「世界化学年」(IYC2011: International Year of Chemistry 2011、ユネスコにより規定)に至るまでを”化学の普及に貢 献する重要な期間”と位置付け、本年8 月から2 年間入会金免除のキャンペーンを実施して おります。
本件に関するお問い合わせ先:社団法人 日本化学会 総務部
Tel: 03-3292-6161


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